U GZVPRuIqVMCBi1469869921

【企業訪問インタビュー】バズ部by株式会社ルーシー

顧客の潜在ニーズを捉え、細部にこだわり抜いたコンテンツを提供し続ける

みなさんこんにちは、トリックデザイン代表取締役 森田淳史です。
今回新たに始まりました、トリックデザインの番外編企画、

「企業訪問インタビュー」

この番外編企画は、普段のトリックデザインの取り組みに関する事とは全く別の、いま世の中で注目されているあらゆる企業様へ各担当者が実際にご訪問させていただき、気になるお話を聞けるだけ聞かせていただこう!という飛び込みインタビュー企画です。本連載では、その内容をこちらのページで掲載していきますのでお楽しみに。

 

記念すべき第一回目のインタビューでは、

業界トップクラスのコンテンツSEO、コンテンツマーケティングを実施する「バズ部」を展開している、株式会社ルーシーの広瀬淳さんにお話を伺いました。

スクリーンショット 2016-07-30 18.48.01

人物紹介:広瀬 淳(ひろせじゅん)氏
東京都出身。1982年4月15日生まれ34歳。大手通信機器会社のITゼネラルコントラクト部門で成功報酬型アウトソーシングによるビジネスサポート(営業代行・業務請負)に携わり、一般企業、個人宅の経費削減、ネットワーク構築、クライアントに合ったITサービス・OA機器の斡旋によるソリューション事業で企業経営の効率化を学ぶんだのちに、現在の株式会社ルーシーへ中途入社。

バズ部の提唱する、コンテンツマーケティングとは?

コンテンツとは見た人の「人生の質」を上げるものでも触れられていますが、改めてまず始めに、バズ部様が考える、コンテンツマーケティングとは?についてお聞かせください。

広:現代では、インターネットを利用することでどこからでも情報収集ができるようになり、その膨大な情報量の中から検索キーワードをもとに、より的確に欲しい情報をユーザーに届けることが求められています。

その方法としてよくSEOでの手法が挙げられていますが、我々はSEOと言うよりもコンテンツの持つ良質な価値、すなわちそのコンテンツがどれだけ本質を捉えた内容なのか、薄っぺらいキーワードを詰め込んだだけのものではないか、その部分に一番重要視してコンテンツ制作に取り組んでいます。

大きく分けて、ユーザーのニーズには顕在ニーズと潜在ニーズの二種類が存在します。もともとユーザーが欲しかった情報、例えば離婚を例にすると、「離婚 したい」が検索ワードの顕在ニーズだとすると、離婚した後に発生するかもしれない「慰謝料」というキーワードや「裁判」などを付け加えた、ユーザーが未だ思いついていない、気づいていない、実は必要かもしれないものを潜在ニーズと考えます。

しかし、まだまだユーザー側の検索リテラシーレベルは低く、顕在ニーズとする検索キーワードすら検索窓に的確に入力できていない場合があり、例えば家で奥さんがインターネットで探し物をしている時、ふと検索窓を覗いてみると「その検索ワードでは欲しい情報にたどり着くのにだいぶ時間がかかるなぁ」という状況に遭遇することがあると思います。

そういった方でも、潜在ニーズを洗い出してより多くの良質なコンテンツを発信し続けることで「見つけてもらいやすく」する。

顕在ニーズをもとにできるだけ多くの潜在ニーズを導き出し、その中でも必要性の高いものをコンテンツとして発信することで、的確にユーザーの元へ欲しい情報を届ける。バズ部では、そういった質の高い情報を届け成約へ繋げていく手段としてコンテンツマーケティングを活用しております。

-確かに、検索キーワードが思いつかず、思った通りの検索結果にたどり着かないことは僕たち自身も多々あります(笑)。

では、検索リテラシーの低い僕たちのような人に対して具体的にどんな施策をされているのでしょうか?

広:語弊があったかもしれませんが、検索リテラシーの低い人だけがそうなっているとは限りません。普段からインターネットをたくさん活用している人でも、いくら検索キーワードを工夫して検索したとしてもクリックをして中身を見てみれば「欲しい情報と違った」なんてことはまだまだたくさんあります。

そこで我々はユーザーの本当に欲しい情報に対して段階を踏んでコンテンツを届けます。どういうことかというと、洗い出した潜在ニーズより作られたコンテンツ同士を関連性の高いものでつなぎ合わせ、結果的には顕在ニーズだけで検索をしたのにもかかわらずコンテンツを読み進めることで潜在ニーズにたどり着く。そしてまたさらに次の提案を行うというサイクルです。そういった設計のもとでコンテンツ制作を行っています。

-なるほど…。欲しい情報にたどり着くように段階を踏むということは離脱しない導線をきちんと確保しているということですね。(抜け目がないなぁ)

話は変わって、先日総務省の発表で日本国内の全人口のスマホ所有率が50%を超えたとの話題がありましたが、バズ部ではそれを受けて、もしくは以前より行なわれている、今後のスマホ普及に対する対する施策はございますか?

広:今のところは特にありません。冒頭にもお話しした通り、我々の本質は良質なコンテンツを追求することです。今後施策する可能性があるとすれば、見た目などの技術的な部分であったり、広告の見せ方なんかは時代によって左右される部分ではあると思うので、スマホだけにこだわらず時代に合った表示にはなると思います。あくまで我々は、「中身がとにかく大事」そこにこだわっています。

ユーザーにとって本当に欲しいものを作り続けるプロ集団

-良いものを作り続ければ必ずユーザーは見つけてくれるということに確信があるからこそ言える内容ですね。

そういった確信の部分を、ぶれることなくチームで共有することは本当に大変だと思いますが、今現在バズ部で苦戦していることや課題となっていることはありますか?

広:我々の会社は20名ほどの組織なのですが、バズ部のコンテンツを作っているのは実はそのうちのたった2名だけなんです。これはそれぞれに各担当ジャンルを分けて専門的に行うためであって、これが結果的に質の高いコンテンツを作ることにつながっています。ただコンテンツを作る人以外にも運用する上で必要な要素はたくさんあるわけですが、何せ我々には良いものを作ることに対してものすごく熱い思いがあります。その部分を本質的に理解していないとチームとして成り立つことができません。

私は以前ディズニーで勤めていた経験がありますが、ディズニーで働く人は心の底からディズニーが好きです。疲れ切った勤務後でも一度退園してからお客として入園しそのまま遊んで帰る人もたくさんいます。隠れミッキーだってどこにあるかすべて熟知しているぐらいです。

それぐらい自分が作るサービスや仕事自体を愛していないと、本当に良いものは作れません。

これは我々も同じことが言えるのですが、かといって新しくチームに加入するメンバーに良質なものづくりの文化を根付かせることは容易ではないのです。一見理解したように見えてもしばらくすると本質を見失ってしまう場合がで出来てしまう。そうならないためにも常に考え方の擦り合わせは行うように心がけています。今後も新しく新卒採用や中途採用は続けていくつもりですが、まずは我々の会社を愛してもらうこと、そしてこの我々の文化をどれだけ本質的に理解してもらえるかが課題ですね。

-チーム全体で認識を合わせることで最高の品質を保つ。その熱い貪欲さがバズ部のコンテンツクオリティーへと繋がっているのですね。

では最後に、これまでたくさんのお話をお伺いしましたがこれだけは譲れない株式会社ルーシーにとってのポリシーとは何かをお聞かせください?

広:以前、Googleが順位変動に関わる大幅な内部アップデートを行いました。それによって今まで検索上位にいたウェブページの順位が下がってしまったという方も少なくないと思います。ただ、その同じ時期でもバズ部は何の影響もありませんでした。ましてや順位が少し上がったコンテンツもあります。これはクライアント様の案件でも同じで、弊社でサポートさせていただいたものも影響をほとんど受けていません。

繰り返しになりますが、我々はただただユーザーが求める良質なコンテンツを作ることに専念しています。質の高いコンテンツが見つけやすい場所にあれば必然とユーザーはそれに手を伸ばします。

極論を言うと、欲しかったものをちゃんと的確に提供することさえできれば、問い合わせフォームなんてなくても、ユーザーはどこからか連絡先を調べて問い合わせをします。さすがにユーザビリティに影響するので実際には問い合わせフォームは設置していますが(笑)

ただ、バズ部ではここ何ヶ月もコンテンツを新たに発信していませんが、問い合わせが入り続けています。品質の高いコンテンツがユーザーに届き続けている結果です。

弊社のポリシーとして言うならば、「どれだけ時間がかかったとしても本当に良質なコンテンツだけを発信する」それが最大の近道になると信じています。

インタビューを終えて

「良質なコンテンツの提供」とだけ聞けば、今の時代ではどこにでもあり溢れている言葉ではあるが、株式会社ルーシーの考える良質なコンテンツというものは、他とは比べ物にならない品質へのこだわりと、妥協を許さない姿勢によって作られているものである。

むしろ、これほどまでに追及されて出来上がったものはやがて、ユーザーの幸せへとつながる。そういった大義があるからこそここまで追及できたのかもしれない。

失礼ながらインタビューに入る前までは、コンテンツだけで見ると淡々と何かを分析し物事を作り込む、そんな冷静な集団のイメージだったのだが、話を聞けば聞くほど、とにかく熱いクリエイティブ集団だと感じた。これだけの熱い想いが生きているからこそ、時代に応じたコンテンツマーケティングのトップレベルに君臨し続けられるのであると体感する大変貴重なインタビューとなった。

広瀬さん、貴重なお話を本当にありがとうございました!

 

ちなみに、

バズ部では超拡散の現象をあえて「バズ」とは言わないそうです(驚)ワード自体があんまりかっこよくないようで気に入っていないみたいです。使うのは「バズる」ではなく「ハネる」だそう。皮肉の効いたバズ部さん、これからも益々のご活躍を期待しています!